おねしょと夜尿症 眠っている間におもらしすることを言いますが、5歳を過ぎても月に1回以上で3か月以上続く場合は夜尿症と区別されます。 夜間眠っている間につくられる尿の量が多すぎたり、膀胱が小さすぎたりするとおねしょになります。幼児期は膀胱機能も未熟なので、おねしょは珍しいことではありません。おねしょの多くは成長とともにおさまりますが、学校生活や心理面に影響することもあります。 大切なこと! 「焦らず」「起こさず」「怒らず」 この3つを念頭にまずは生活の工夫をしていきましょう。 ・規則正しい生活 ・水分のとり方に気を付ける ・塩分を控える ・冷え対策 ・寝る前にトイレに行く ・夜中にトイレに起こさない 生活改善でがんばれたことや夜尿をしなかった日は、ほめて本人のモチベーションを上げていきましょう。本人の治そうという意欲と家族の協力が大事です。これから夏休みがやってきますが夜ふかし、朝寝坊、暴飲暴食など不規則な生活に注意してください。 宿泊行事など控えている場合は早めの受診をおすすめします。悩まずに気になるときはお気軽に受診してください。 看護主任 森谷知恵子